池田晶子という文筆家を知ってから、理想を持つことも良いかな、と思い始めた。
もっというと、彼女の影響で、ロゴスというそれ以上疑問の余地のない論理のようなものへの疑いが晴れたので、俗な人間にとっては理想を作ることが、それへと至る近道のようにも思っている。
そのため、理想を持つことに大いに同意する。
けれども、その半面理想が行きすぎると狂信に至り、その狂信が様々な犯罪を引き起こしていることは、歴史が物語っていよう。
といって、小難しい話をするつもりはないが、先日ある婚活サイトに行き当たったら、理想のある人とない人では婚活に差が出るとあった。しかも、そういう理想を持ったら紙に書き出してみて、改めて把握することが大切だ、ともあった。
確かに理想を持てば、自己発見の意味でも、一旦客観化することは大事であろう。
けれども、この記述を読んだ時、自分が新卒の就職活動をしている時を思い出した。さらに、その後の転職活動も連想し、結婚と就職は同じなのかと思った。
現に、この婚活サイトには、就職活動と同様との記述もあったので、なるほど矛盾はしていないと思った。
そうは言っても、どうも「物色」のような気がし、自分はあまり好きではない、皆さんはどう思うだろうか?